ボトルの向こうに見えるもの
悠久のアンバーライトこそがプレミアム。
Episode 3
悠久のアンバーライトこそがプレミアム。
Chinacoがある仲間たちとの集い
久々の悪友の集い。遅れて最後に来た友人は「みんな、待ってたでしょ。」と得意げに笑った。
Chinaco Anejoのボトルを半分だけ取り出しチラッと見せながら、奥にいる先着組に向かって飾らない挨拶の輪を広げていく。普段はそれぞれのビジネスシーンを切り盛りする女傑たちが勢ぞろいし、昔と変わらない遠慮ないおしゃべりが始まっていた。
そんなときふと目がとまった。ボトルから降り注ぐ琥珀色の光がテーブルに神秘的な小空間を創り出している。心が落ち着く、やわらかい不思議な光。アンバー(琥珀色)には違いないのだろうけど、それだけじゃない。
ブラウン? ゴールド? オレンジ? イエロー? レッド?
引き込まれる不思議な輝き
光の中心は何色とも言えない幻想的な輝きを放っている。不思議な浮力を感じる。琥珀色って黄昏のイメージだけど、この光は何か違う。
郷愁とか哀愁より、もっと前向きな感じ。やわらかい癒しを感じるけれど、それよりも沸き上がるエネルギーを強く感じる。
まわりは優しく、真ん中はまぶしい。太陽の光みたい。
「一人で何を見てるの?」頬杖ついてウトウトしていた私を、数人が覗き込む。琥珀色の輝きの不思議について話が向く。色んな意見が出るが、お互い否定はしない。この光はなんの結晶なのか。
輝きを放つこの一滴一滴が今ここにある奇跡。それがどれほど多くの要素の共同の集合として成り立っているのか。最後には、「洗練された大人としてレベルアップしたんだね」、なんて自分達を賛美してみる。
お酒の輝きに魅かれるなんておかしいですか?
Chinaco Anejoの芳醇な味わいと光の相乗効果について、単なるお酒っていうこと以上の話が飛び交う。私たち以外の人々も同じ様にChinaco Anejoのまばゆい光の色に何か特別なものを感じるだろうか。
- 2022.03.08
- 13:02
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